「街の活性化を考えた場合、多くの人に街に訪れてもらうことは不可欠。だから街の魅力を向上し、たくさんの人に街に訪れてもらおう」という話をよく聞きます。それはそのとおりだと思います。
では、どうすれば街の魅力が向上するでしょう。リゾート開発を行う? テーマパークを誘致する?
確かにそういう手法もあります。ただ、莫大な費用を必要とするこれらの施設整備は、そう簡単には実現しません。今後、人口が減少し、右肩上がりの成長が見込めない時代に突入していくのだから、なおさらこういった「ハコモノ開発」は難しくなってくるでしょう。
ではどうすれば良いのか。そこで浮かんでくるのが「都市観光」です。
「都市観光? 何それ?」という人もいらっしゃるでしょう。都市観光とは、大雑把に言うと「その都市独自の文化・生活に触れることを観光の目的とする」ということで、街自体を観光資源と考えるという考え方です。
国内旅行を基準に考えると分かり難いかもしれませんが、海外旅行を考えると簡単に理解できます。「パリに旅行に行く」とか、「NYに旅行に行く」という場合、大抵の人はその都市自体を楽しみに旅行に行きます。街を歩くことを楽しんだり、その地方特産の美味しいものを食べたり…。
こういう方法で、広島をもっと楽しんでもらうことはできないか… と考え、このサイトを作りました。
このサイトで私が行なっていることは2つ。一つは、「ちょっと見方を変えれば、これは都市観光資源になるぞ」というものの紹介。そしてもう一つは「ちょっと手を加えれば、これは都市観光資源になるぞ」というものへの提言です。
まあ、まずは気軽にご覧いただければと思います。
「都市観光を考える」ということは、「自分の街の素晴らしいところを見つめ直す」ことです。都市観光を考えることで、みんなが自分の街に誇りを持てるようになれば、これ以上素晴らしいことはない、と思います。
広島県福山市出身。広島修道大学商学部管理科学科卒。
現在、広島都市圏内の某地方公共団体に勤務。近年は、まちづくり関連部署で管理職を務めている。
都市計画、まちづくり関連では、これまでに、勤務する自治体の以下の計画策定等に携わった。
・都市計画マスタープラン改定
・立地適正化計画策定
・空家等対策計画策定
・中心拠点まちづくり構想策定
また、市民団体「アーキウォーク広島」に加入して活動を行うなど、プライベートでのまちづくり活動も行っている。現在は、宅地建物取引士、及びHITひろしま観光大使(どなたでも登録できます。皆さんもこちらからどうぞ)。また、2022年度に、国土交通省の「公務員アーバニストスクール」を受講した。
一方で、合唱(宗教音楽)にも強い関心を示し、声楽を益田遥、昆野智佳子の各氏に師事。
2005年には小澤征爾氏の指揮でフォーレレクイエムを歌い、また、広島交響楽団の定期演奏会や、広島オペラルネッサンス「魔笛」等にも出演。2011年8月には、スペインの大作曲家Tomas Luis de Victoriaの没400年を記念し、エリザベト音楽大学マドリガル研究会のメンバーと一緒にスペインに渡り、氏の命日である8月27日に、氏が葬られているマドリッド「聖ヒネス教会」で、氏作曲のRequiemを演奏するという、歴史的な快挙を成し遂げた。(上写真)
これまで、Men’s Vocal Ensemble”寺漢“メンバーとして中国合唱コンクール銀賞受賞、宝塚国際室内合唱コンクール本選出場。Kammerchor "Hiroshima Kantorei"メンバーとして第3回東京国際合唱コンクール(オンライン部門)金賞受賞。第4回東京国際合唱コンクール(混声合唱部門)銀賞受賞。
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基本リンク
まちづくり団体
(代表的なものを数冊)